分野・教員紹介

山口大学医学部保健学科の教育研究分野をご紹介します。

病態検査学

平成29年5月1日作成

病態検査学講座には10名の教員が所属し,学部教育では,病態生化学,呼吸循環機能検査学,神経・感覚機能検査学,画像検査学,血液検査学,臨床医学,臨床検査診断学,臨床病理学,検査精度管理学,病態生化学演習,実験動物学等を担当しています。また,大学院教育では,遺伝医療学特論,遺伝情報検査学特論/演習,病原体情報解析学特論/演習,検査診断情報学特論/演習,機能情報解析学特論/演習,病態応用検査学特論/演習等を担当しています。

学術面では,現在,以下のテーマに沿って,活動・研究を行っています。

1.猫ひっかき病(CSD)の病原菌・バルトネラヘンセラの遺伝子・血清学的診断法によるCSD診断の実施とその診断法開発およびわが国のCSDの疫学研究 (常岡)

2.血液細胞の機能解明と病態検査法への応用:血小板や白血球などの各種血液細胞由来マイクロパーティクルが血液凝固に及ぼす影響や癌転移の促進/抑制に関わるメカニズムを解明する。また,病態解明の新たな臨床検査法の開発および有効性を検索する。(岡野)

3.心血管エコー検査では特に心機能評価に興味を持っている。この分野では,実際の臨床例に多く触れることがなにより大切と考えている。(田中)

4.「心筋細胞のカルシウムハンドリングの研究」心筋のSR関連蛋白に着目しカルシウムハンドリング異常と不整脈、心肥大の関係について研究を行っています。(山本(健))

5.血色素異常症を中心とした遺伝病の解析,遺伝子解析のための技術開発,溶血性疾患解析(血色素/膜/酵素異常症など)のための技術開発,および同一遺伝子異常患者間の臨床症状の差異や遺伝子異常だけでは説明できない病態の原因解明 (山城)

6.「腫瘍増殖に影響する炎症性微小環境中のマスト細胞の機能解析」
良性および悪性腫瘍において,腫瘍細胞と間質組織や周辺の炎症細胞(特にマスト細胞)との関係に注目し,炎症細胞や周辺組織から放出される因子に長期暴露されることによる腫瘍増殖や進展メカニズムの解析を実施している。(山本(美))

7. 超音波検査法による血管内皮機能検査法の標準化および臨床応用に関する研究,さらには超音波検査法の学習教材および教育法の開発および教育効果についての検討(末永)

8.心エコーによる新たな心機能評価法の確立と臨床応用に向けた研究,および,心電図や心臓電気生理学的検査による不整脈疾患の診断・治療に関する研究(小室)

9.猫ひっかき病(CSD)の原因菌であるBartonella henselaeからの抗原タンパク質同定による迅速鑑別診断法の開発およびネコからの感染予防のためのネコに対するCSDワクチン開発。(大津山)

病態検査学講座の教員 微生物学実習 卒業研究指導

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