保健学科案内

山口大学医学部保健学科についてご案内します。

保健学科長ご挨拶

山口大学医学部保健学科には,看護学専攻と検査技術科学専攻の2つの専攻があります。本学科は,平成12年10月に設置され,平成13年4月に第1回生が入学しました。引き続き,平成17年度には,保健学科を基礎とする大学院医学系研究科保健学専攻が設置され,平成21年度末には,博士後期課程の最初の修了者を輩出し,本専攻が制度的に完成しました。本専攻は,病院などに勤務しながら,学び・研究することが可能な社会人入試制度を取り入れており,多くの大学院生が,勤務を続けながら勉学・研究に励んでいます。

本学科の前身である山口県立医科大学附属准看護婦養成所は,昭和27年に開設されました。昭和35年には,附属衛生検査技師学校が開設され,山口大学医療技術短期大学部を経て,現在の4年生学科になりました。入学した1年次は,山口市の吉田キャンパスで,他学部の学生と一緒に一般教養(共通教育)の授業を受けます。この時から,山口大学の理念である「発見し・はぐくみ・かたちにする 知の広場」をモットーに,人間力とバイタリティーあふれる人材の育成を目指した教育を行っています。2年次から,宇部市の小串キャンパスで専門教育の講義・実習を受けます。

医学部保健学科長 清水 昭彦

本学科では,看護師,保健師,臨床検査技師の受験資格に加えて,助産師,細胞検査士,健康食品管理士,医療情報技師,バイオ技術者などの受験資格が得られる選択コースをいくつか設けています。また,本学科の特色として,4つの国際化プロジェクトを実践しています。1つ目は,外国人の専任教員による看護学の授業です。2つ目は,わが国唯一の看護・健康科学領域の国際誌Nursing and Health Sciencesの刊行です。3つ目は,看護・健康科学領域のリーダーを育成する目的で,タイのチェンマイ大学とマヒドール大学,韓国の梨花女子大学,オーストラリアのニューカッスル大学と本学の5大学で組織したAPAHL(Asia-Pacific Alliance of Health Leaders)です。毎年,5大学が輪番制で当番校となり,学生・教員の国際交流を行っています。4つ目は,本学科には看護学領域で権威のある国際名誉学会Sigma Theta Tau International (STTI) の日本で唯一の支部が平成17年11月に設置されています。STTI日本支部は年3~4回の研修会を開催し,活発に情報発信を行っています。本会の会員になることは,世界的に通用するステータスを取得するだけでなく,看護学の国際的共同研究を容易に遂行することが可能となり,その成果を世界へ発信する大きな推進力になっています。

本学科では,保健・医療の分野において,真理を探究し,人類の幸福と発展に寄与できる高度な知識・技術を持った医療技術者,高度専門職業人及び保健・医療の領域における科学的発展に寄与できる教育・研究者を育てることを目標に,教職員一同全力で取り組んでおります。

平成26年4月1日
山口大学医学部保健学科長
清水 昭彦