講座・教員紹介

山口大学医学部医学科の教育研究講座をご紹介します。

臨床検査・腫瘍学(旧 臨床検査医学)

Oncology and Laboratory Medicine

平成29年5月1日作成

顔写真:山﨑 隆弘 教授

教授名
山﨑 隆弘
講座のメンバー
山﨑 隆弘,末廣 寛,松本 俊彦
医学科担当科目
臨床腫瘍学,臨床検査学,自己開発コース,修学論文テュートリアル,AMRA,臨床実習
大学院担当科目
臨床検査・腫瘍学特論Ⅰ,臨床検査・腫瘍学特論Ⅱ
附属病院診療科
臨床検査科 遺伝診療部
居室
基礎研究棟1階
TEL
0836-22-2337
FAX
0836-22-2338

講座の紹介

当教室の発足は1951年で、我が国最初の臨床病理学講座として誕生しました。その後、講座制の変遷と共に名称が変わり、2008年からは「臨床検査・腫瘍学分野」となりました。
がんの遺伝学的変化の解明により、がんの診断や治療にはめざましい進歩が起こっています。当教室では、がんの診断・治療に関する研究を、検査部や各診療科と協力しながら行っています。

【診断】

がんの予防や早期発見に役立つ検査を開発しています。これまでに「便DNA検査による大腸がん検査」を開発してきました。現在、この検査を実用化レベルに引き上げるために,産官学共同で研究開発を行っています。 ここで得られた研究成果については国際特許出願を行っており,世界規模の臨床検査診断薬確立を目指しています。この他にも、学外の研究グループとの共同研究で新規腫瘍マーカーの開発も行っています。

【治療】

これまでに1内科と共同で肝臓がんに対するさまざまな治療法を開発してきました。現在とくに、鉄キレート剤による肝臓がん治療(i-MM therapy)の基礎研究ならびに臨床研究をを精力的に1内科と共同で行っています。 この鉄キレート剤は鉄を除去する薬剤であり、従来の抗がん剤とは全く異なります。私どもはこの鉄キレート剤が肝臓がんで効果があることを世界で初めて発見し、2011年The New England Journal of Medicineに報告しています。 また他のがんについても応用を検討中です。この鉄キレート剤は抗がん剤ではないので、副作用もほとんどなく「患者さんに優しい治療」が大いに期待できます。

【教育】

検査学(血液,生化学,免疫,微生物,生理機能,輸血,遺伝子など)について,検査部,輸血部,感染制御室スタッフと協力して講義を行っています。 また,臨床実習においては,これらの検査に関連する技能習得を目指した教育を行っています。

 

DNA増幅装置

DNA実験中

血液細胞観察

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