講座・教員紹介

山口大学医学部医学科の教育研究講座をご紹介します。

呼吸器・感染症内科学

Respirology

平成29年5月1日作成

顔写真:松永 和人 教授

教授名
松永 和人
講座のメンバー
松永 和人,平野 綱彦,野山 麻紀,山路 義和,末竹 諒,上原 翔,濱田 和希,伊藤 光佑
医学科担当科目
呼吸器病態系,感染症学,学際的教養領域,臨床系特別専門講義,臨床推論・実習入門演習,臨床実習,自己開発コース,修学論文テュートリアル,AMRA
大学院担当科目
呼吸器・感染症内科学特論Ⅰ,呼吸器・感染症内科学特論Ⅱ
附属病院診療科
呼吸器・感染症内科
居室
新中央診療棟増築部5階
TEL
0836-85-3123
FAX
0836-85-3124

講座の紹介

診療の進歩とともに、過去から現在において呼吸器領域の疾患構造は変化してきていますが、生活習慣の多様性、環境汚染、高齢化現象は、その構造変化をより複雑にしています。しかし逆に呼吸器疾患は、多因子によって引きおこされた全身性疾患に伴う脆弱性の表現型のひとつとも捉えることが出来ます。よって、高い専門性をもった呼吸器内科の医療的ニーズは益々高まるとともに、呼吸器内科医は全身をみることができる臨床能力を持ち合わせた内科医としての力量も養うことが出来ます。更に当領域では、common diseaseから専門性を有する疾患までの急性期から慢性期を扱うため、疾病に対する幅広い知識や経験を得る事に加え、全人的に全身管理を行うといった医療人としての基本的姿勢を身につけることが出来ます。また現在COPD、肺癌、特発性肺線維症といった難治性呼吸器疾患は増加しているものの、これらを制御する治療法は未だ確立されておらず、これからの呼吸器科医に残された課題は山積しています。そのためにまず、研修医を始めとした若い医師に対しては、全身をしっかり診療することが重要であることを認識してもらった上で、よく観察し、自ら考え、自ら行動することで、課題解決能力が身につき、論理的思考や責任感を育成し、指導力や専門的臨床能力を養うことを目指しています。医学生に対しては、講義やベッドサイド実習を通して、呼吸器内科学の重要性や進歩、奥の深さといった魅力に気づいてもらうきっかけづくりを心がけています。研究面については、日々の臨床から抽出された課題を解決できる基礎的、臨床的な研究を通して、呼吸器内科学を基盤とした、基礎から一般臨床まで多分野において活躍できる人材の育成を目指しております。現代の医療では、適切な治療を、適切な患者に提供する個別化医療の基盤となるトランスレーショナルリサーチの発展が求められています。そこで我々は呼吸器疾患に対する低侵襲で精度の高いバイオマーカーや検査法の開発を通して、新たな治療法・予防法の確立を目指し、診断・治療の進歩に貢献し、次世代の研究マインドを育成することを目標としています。

我々の部門は誕生して以来まだ2年経っていませんが、新しい講座の創生期に携わることは貴重な経験だと思われます。我々の分野の臨床や研究に興味がある人、真剣に取り組みたい人は、私たちと一緒に新たな一歩を踏み出してみませんか?

 

集合写真

検査実習風景

統括風景

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