山口大学医学部 医学部

令和5年9月22日に「夏休み地域医療見学実習inやまぐち」を実施しました

山口県の医療現場を身近に感じ、医学・医療への関心を高めるとともに、医療に貢献する意欲の醸成を目的とし、9月22日(金)に「夏休み地域医療見学実習inやまぐち」を実施しました。

当日は、山口県医師修学資金貸与の医学部1年生18名に加え、教職員も参加し、山口県知事との面談と周防大島町立大島病院の見学実習を行いました。

県庁での村岡嗣政県知事との面談では、地域医療に従事することを決意表明した学生の原田桃花さんと松岡理さんより、「山口県が抱える医師の不足や偏在といった問題の解決に向けて全力を尽くしたい」と抱負が語られました。

その後の歓談では、医師を目指したきっかけや、理想とする医師像、大学生活についてなどの話をひとりひとりがいきいきとした表情で話されました。

篠田晃医学部長と松永和人病院長も同席し、村岡県知事への感謝を申し上げるとともに学生たちの話に耳を傾け、和やかな会となりました。

午後からは周防大島町立大島病院へ移動し、地域の病院の診療や取り組みの様子を見学しました。

また大島病院の松本直晃病院長から周防大島の地域医療の現状について説明があり、本学の卒業生である研修医の地域医療研修報告もありました。

医学科1年生は吉田キャンパスでの教養教育が中心となるため、実際の医療に接する機会が限られています。

現場の医療機器を実際に体験することで、学生たちは医学生としての自覚と山口県の医療に貢献する一翼を担うことを再認識し、改めて身が引き締まる思いになったのではないでしょうか。

 
 
 
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