山口大学医学部 医学部

市民公開講座『だれもが孤立しない地域づくり』を開催

令和5年10月21日(土)、山口大学医学部附属病院A棟1階オーディトリアムにおいて、本学と宇部市の共催による市民公開講座『だれもが孤立しない地域づくり ~ひきこもり支援 生きづらさを抱えた人の心に寄り添う~』を開催しました。
野垣宏副学部長、篠﨑圭二宇部市長より挨拶ののち、厚生労働省社会・援護局地域福祉課の松浦拓郎ひきこもり支援専門官による講演がありました。講演では、ひきこもり支援施策の動向と地域における支援体制の構築に向けた取り組みについて話されました。
続く本学医学部社会連携講座SDS支援システム開発講座の山根俊恵教授による講演では、市を中心とした支援体制や、市から委託を受けNPO法人ふらっとコミュニティが展開している伴走型ひきこもり支援の活動内容について話されました。
休憩をはさんで、KHJ全国引きこもり家族会連合会副理事長を務めるジャーナリストの池上正樹氏から、「ひきこもり本人や家族を救える支援とは」のテーマによる講演がありました。講演ではこれまでの調査をふまえた支援のあり方を学ぶ機会となりました。
その後、参加者を交えたパネルディスカッションを行い、充実した内容の市民公開講座となりました。関係者含め187名の参加者からは「支援の枠組みが理解できた」、「支援の窓口があることを知った」などの声が聞かれました。
SDS支援システム開発講座ではSDSサポーター養成にも力を入れており、ひきこもり支援にご協力くださる方の参加を募集しています。

詳しくはhttps://www.yamaguchi-u.ac.jp/med/chair/sds/index.htmlをご確認ください。

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